「またそうめん?」をなくす。子どもが喜ぶ4種のタレバイキング

そうめんと通常のめんつゆ、冷汁風、カレー、卵黄醤油の4種類のタレ 食事を3%美味しく

夏の昼ごはんにそうめんを出すと、簡単で、涼しくて、大人にとってはありがたい。

でも回数が増えてくると、子どもから聞こえてくるのが「またそうめん?」という一言です。

わが家でこの不満をなくしたのが、そうめんの「タレバイキング」でした。

麺はいつものそうめん。でも、テーブルに4種類のタレを並べ、好きな順番で味変しながら食べます。すると食事が単調な麺料理ではなく、ちょっとしたイベントになります。

わが家の4種類:①普通のめんつゆ、②味噌・鶏がら・ごま・きゅうりの冷汁風、③カレーだれ、④卵黄と醤油の釜玉だれ。混ぜる作業はほぼ10秒。カレーだけは電子レンジの加熱時間が必要です。

そうめんを変えるより、「選べる楽しさ」を足す

一つのタレで一皿すべてを食べようとすると、どれだけおいしくても途中で味が単調になります。

そこで、家族全員分の大きなつゆを一つ作るのではなく、小さな器へ違う味を用意します。子どもは「次はカレー」「最後は釜玉」と自分で選べます。

わが家では、この形式にしてから「またそうめん?」という文句が出なくなりました。特別な具材を豪華に盛るより、「選ぶ」「比べる」という遊びを足す方が効いたのです。

1.まずは普通のめんつゆ

  • めんつゆ:商品表示どおりに薄める
  • 好みで、ねぎ、しょうが、わさび

一つ目は、あえて普通のめんつゆです。基準になる味があることで、ほかのタレとの違いが分かりやすくなります。

最初から全員分を大きな器へ入れず、小さなカップに少量ずつ用意すると、味変しやすくなります。

2.混ぜるだけの、味噌ごま冷汁風だれ

2人分の目安

  • 水:150ml
  • 味噌:大さじ1
  • 鶏がらスープの素:小さじ1/3
  • すりごま:大さじ1
  • きゅうり:薄切りを8〜10枚
  • 好みで氷:1〜2個

器へ味噌、鶏がらスープの素、すりごまを入れ、少量の水で先に溶きます。残りの水ときゅうりを加えれば完成です。

味噌のコク、ごまの香り、きゅうりの食感で、めんつゆとはまったく違う冷汁風になります。味噌と鶏がらスープの塩分は商品によって違うため、薄めから調整してください。

3.レンジで作るカレーだれ

2〜3人分の目安

  • 水:150ml
  • カレールー:1片
  • 玉ねぎ:1/4個
  • 鶏がらスープの素:小さじ1/2
  • めんつゆ:小さじ1から
  1. 玉ねぎをチョッパーなどで細かく刻みます。
  2. 深めの耐熱容器へ水、玉ねぎ、鶏がらスープの素、カレールーを入れます。
  3. ふんわりラップをし、600Wで2分ほど加熱します。
  4. 一度よく混ぜ、玉ねぎが十分やわらかくなるまで1分ずつ追加加熱します。
  5. めんつゆを小さじ1ずつ加えて、つけだれにちょうどよい濃さへ調整します。

ブロックごとに保存しやすいカレールーなら、一片だけ取り出せるので便利です。加熱時間は電子レンジと容器によって変わります。

カレーだれは吹きこぼれやすいため、大きめで深い耐熱容器を使います。取り出すときは容器と蒸気が熱くなっているので、子どもに任せず大人が扱ってください。

4.卵黄と醤油の釜玉だれ

1〜2人分の目安

  • 卵黄:1個
  • 醤油:小さじ1
  • 好みで、めんつゆ:小さじ1/2

小さな器で卵黄と醤油を混ぜるだけです。そうめんを少量ずつからめると、釜玉うどんのような濃厚な味になります。

ほかのタレと同じようにたっぷり浸すのではなく、麺へ薄くからめるのがコツです。

生食用の卵を使い、賞味期限と保存方法を確認して、食べる直前に作ります。幼い子ども、高齢者、妊娠中の方、免疫力が低下している方には生卵を避け、十分に加熱した卵を使うか、このタレを省いてください。

並べる順番で、さらに飽きにくくなる

おすすめは、軽い味から濃い味へ進む順番です。

  1. 普通のめんつゆ
  2. 味噌ごま冷汁風
  3. カレーだれ
  4. 釜玉だれ

最初からカレーや釜玉をたくさん食べると、普通のめんつゆが薄く感じられます。少量ずつ味見し、気に入ったタレへ戻れるようにします。

タレは全員分を4杯ずつ作らなくていい

人数分のタレをすべて用意すると、器だらけになります。家族で共有できる少し大きめの器へ4種類を作り、各自の小皿へ取り分ける方法でも十分です。

最初は「普通+冷汁+カレー」の3種類でも構いません。卵黄だれは食べる人だけ追加します。

そうめんが「手抜き昼食」から、家族のイベントになる

タレバイキングのよいところは、そうめんそのものを複雑に調理しなくてよいことです。

麺はいつもどおり茹でる。冷蔵庫にある調味料を小さな器で混ぜる。あとは、好きな味を選びながら食べる。

「またそうめん?」と言われた日こそ、同じそうめんを4回楽しめる食卓へ変えてみてください。

薬味でも味を変えたい人は、「市販のめんつゆが劇的に変わる『追い薬味』7選」もあわせてどうぞ。麺の食感を変える方法は「乾麺はゆでる前に水へ10分」で紹介しています。

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